冷凍野菜にはしっかりと栄養が残っています!
冷凍技術の進歩により収穫後、洗浄、加熱などの工程を経て急速冷凍することによって、失う栄養素を最小限に抑えています。
もちろん、加熱時にビタミンCなどの一部の栄養素は減ってしまいますが、ほとんどの栄養素は野菜の中に残っています。
また、冷凍野菜は栄養価の高い旬の時期に収穫したものを使っているため、旬ではない時期の野菜よりも栄養価が高いこともあるんです。
また、自宅の冷凍庫で保管している間もほとんど栄養価が変わらないため、いつでも手軽に栄養たっぷり含まれた野菜を摂ることができます!
4.冷凍野菜のデメリット
冷凍野菜のメリットだけでなくデメリットをしっかり理解したうえで活用するとよりうまく使いこなすことができます。
4-1.野菜の種類が限られる
トマトやレタスなど水分量の多い野菜は食感が大きく変わってしまうため冷凍には向いていません。
そのため、冷凍できる野菜の種類が限られてしまいます。
トマトはミニトマトであれば洗うだけですし、トマト缶などはすぐに調理ができて便利です。

レタスはカット野菜を活用するなど冷凍野菜以外を活用するのもおすすめです。
4-2.栄養素の一部は減ってしまう
そのため、減ってしまった栄養素を補う必要があります。
そんな時、おすすめなのが食材が旬のフルーツです!
いちごやみかん、キウイ、柿などフルーツにはカリウムやビタミンCなど冷凍野菜として加工する際に失われてしまった栄養素が豊富に含まれています。
冷凍野菜を活用する際はフルーツも一緒に食べることで栄養のバランスがとてもよくなります。
4-3.食感が変わってしまう
一度、加熱してしまうため、キャベツや玉ねぎなどはあの生野菜のようなシャキッとした食感は失われてしまいます。
そのため、サラダに使うよりかは、スープや炒め物など加熱して使うことがおすすめです。
倒ですよね。冷凍ほうれん草であれば、冷凍庫から出してすぐに使えてとても便利です。
栄養価は冷凍食品に加工する際に減ってはいるものの、しっかりと残っています。特にビタミンCに関しては夏に収穫されたものよりも冷凍の方が多く含まれていることが分かります。
| ビタミンA | ビタミンC | カリウム | 食物繊維 | |
| 夏採りほうれん草(ゆで) | 5400㎍ | 10㎎ | 490㎎ | 3.3g |
| 冬採りほうれん草(ゆで) | 5400㎍ | 30㎎ | 490㎎ | 3.3g |
| 冷凍ほうれん草 | 4700㎍ | 19㎎ | 210㎎ | 3.6g |
出典:食品成分データベース
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